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再放送「創聖のアクエリオン」 第21話「紅い道」
天空へと続く紅き道。

一、進めばそこが道となる
一、道を外れし者が敗者となる
 ――不動GEN


道とは・・・

話の冒頭、シリウスの詩で始まる。

蒼白き月夜に咲き初めし 真紅の薔薇よ
滴るほど紅き花弁 たおやかな緑の葉
艶やかな 馨しき香り
我が血をその唇で受けるがいい
その舌で味わうがいい
その喉を潤し 枯れて散るがいい


いや、枯れてくれるな。


第7話「深紅の薔薇の騎士」の詩では

「蒼白き月夜に咲き初めし 真紅の薔薇よ」が

「咲き初めし美しき薔薇よ」

だった。

それから

「その喉を潤し枯れて散るがいい」のあとの詩は

「されどミューズは去り 我が詩は完成せず」



「そしてバラは孕む 滅びを」

だったが

「いや、枯れてくれるな。」

という想いに変わっている。
彼の心境の微妙な変化が感じられる。

そして、月夜での麗花との会話の場面
シリウスは右手首を隠しながら、こんな問いを投げかけた。

シリウス「もしも身内に堕天翅が潜んでいたら、君はどうする?」
麗花「もちろん戦うわ。相手が誰であろうとも堕天使だけは許せない。・・・でも、なぜ?」
シリウス「いや、気にしないでくれ。」

この会話にデジャヴを感じる。

第16話「黒い鏡」でブラックリーナとの対戦の時のこと。

不動「問答!もしも仲間が敵となったら!
シリウスお前ならどうする?」
シリウス「切り裂きます」
不動「本当に出来るか?」

シリウスはこの時自分が言ったことを麗花から言われどんな気持ちがしただろう。。。
生まれてからずっと自分の居場所に苦しんできた。やはり、これから先もこれを抱き続けなくてはならないのか・・・。
そういう気持ちだったのではないだろうか。。。


それから麗花と別れたあと、自室でシルビアと話すシーン。
実はこの会話の中に今後明かされる核心的なものが表現されている。
ただこれは、これまでも所々でさわり、ヒントみたいな感じで表されていた。
それが今回が特に目立っている気がする。
しかし、この二人の会話はとても切なく感じさせる。
取り留めもなく、ディーバに来た初めの頃から今に至る変化の様子を互いに言い合う。
暖炉の火の暖かさとバックにかかる音楽が二人を包みこむ。
これからの展開を考えるとこういうシーンでもさらに深みが増す感じだ。


そして、いままでもアポロとシリウスの対比は強調されていたが今回は今までの表面的な部分を超えて、深層的な部分に入り込んでいるような感じがした。表面的にはこれまでいろんな体験、経験をしてきてアポロの気持ち、シリウスの気持ちが互いに分かり、これまでにあった対立は無くなっていった。
だが今度はもっと深いところの問題が持ち上がっている。

初めの方のアポロとシリウスのシーン。
アポロが高い石塔の上でリンゴを食べながら

アポロ「なんだ、あの甘ったるい匂い。
月に向かって、真っ赤な道が・・・ぶわぁーっ匂って。
なんか呼ばれているような気が」

と言って石塔から降り、スタスタとシリウスには目もくれず通りすぎていく。

今度は
シルビアを送って行く所で出会うシーン。

シリウス「なぜ、そういつも腹をすかせている。満たされていないのか?」
アポロ「はあ?」
シリウス「満たされぬ想いを食欲で満たすことで」
アポロ「わけわかんねぇ。俺は腹が減るから食う。そんだけのことだ。」
シリウス「人は考える故に人である、私はそう考えるが・・・。」
アポロ「へっ!食って寝て暴れてぇんだ。余計なこと考えている暇なんかねぇぜ。」
シルビア「行きましょうお兄様。アポロは考えるも何も、何だって匂いで決めるんだから。話しても無駄。」
アポロ「わりぃかよ。俺の鼻はよく聞くぜ。」
シリウス「アポロ、一つ聞かせてほしい。」
アポロ「ん、なんだよ。」
シリウス「お前が感じる私の匂いは・・・う、やめておこう。引き止めて悪かった。」

そして特訓のシーン。

リーナ「太古の昔 天空へと続く紅き道あり
太陽の翼 これをもって我が道と成す
紅い道は呼んでいる 太陽の翼を」
と言ったあとメンバー全員がアポロを見る。
アポロ「なんだよ!」
麗花「どうかしたの?シリウス。」
シリウス「いや。(馬鹿な、私はまだアポロに嫉妬しているのか・・・。)」
アポロ、シリウスが一戦を交え、シリウスが勝つ。

この3つのシーンで共通していることがある。
それはアポロがシリウスの位置よりも上にあること。
アポロがシリウスの視線を上に向けさせる位置にいる。
何かアポロに対してシリウスが越えられない壁みたいなものがあることを連想させる。
最後の特訓のシーンで上の位置からアポロの攻撃に対して、
シリウス「どけ!私の道だ!!」
一振りしたあと、アポロがバランスを崩し落ちそうになるが、ギリギリ左手でなんとか赤布に掴まる。
そしてシリウスが勝ち誇ったようにアポロに剣先を向ける。

この時点で不動はこのあとの起きうることを予期していたんだろうか。

そして頭翅が操るケルビム・ヴェルルゼバと対戦。
頭翅の誘惑にシリウスは惑わされる。
シルビアは敵の狙いがアポロと思い、戦闘不能になってしまう。
そこで不動はシルビアから麗花にチェンジ。
麗花が入ることによって、麗花の感覚、感情(特に堕天使が許せない想い)がアクエリオンによって伝わり、シリウスが持ち直す。
だが頭翅との戦いの交わりで頭翅の想いに感化されていく。

アポロ「やっちまえシリウス。数えきれないほどの人間を奪った奴らだ!」
シリウス「犯した過ちは互いに同じ。数の問題ではない。」
アポロ「なんだと!?」
麗花「何言ってるのシリウス?じゃあなぜあなたは今日まで戦ってきたの?」
シリウス「争いのない創聖の時代を作るため。美しき理想のため。」

そして最後の一太刀。
互いの肩に剣が突き刺さる。
何かを悟ったかのように不動の目が閉じられる。
ケルビム・ヴェルルゼバは肩に突き刺さった剣を抜くと血が上に吹き出す。
その血がバラの花弁になり、紅い道ができた。
同じく肩に剣が突き刺さっていたアクエリオンは合体がとける。
そのため他のメンバーの想いが一気に解放され、シリウスが乗るベクターマーズは頭翅の誘惑に誘われ紅い道に沿って進んでいく。
それを追って麗花が止めに行く。

麗花「シリウス待って、何をするつもり?」
シリウス「麗花。」

シリウスは我に返る。
麗花が思念となってシリウスに手を差し延べる。

麗花「シリウス。」
シリウス「麗花。」

その時、シリウスの右手首から紅い羽根が。

麗花「堕天翅!?」

麗花は手を引いてしまう。

シリウス「麗花・・・。」

麗花は思い直し、もう一度差し伸べるが、
今度はシリウスが手を引いてしまう。

シリウス「麗花・・・。君だけは信じたかった。」
麗花「シリウス!!」

振り返り、

シリウス「もう迷わん!!」

紅い道に突き進んでいった。

シリウス「許せシルビア。元よりそこに我が道はなかった。」
アポロ「何言ってんだシリウス!行くな!!」

シリウス「この道をゆけば、理想の世界にたどり着く。

やっと見つけた。」

そして天空へと消えた。
それを見届けたかのように紅い道は風に乗って無くなった。


「進めばそこが道となる」

この言葉は1万2千年前に太陽の翼が歩んだ道なんだろう。
この禁断の紅い道を開いたのは頭翅だけど、太陽の翼が渡ることによって道となった。

「道を外れし者が敗者となる」

この道は人としての道。
それを踏み外し、進んでいった。
道を外れ、紅い道を進む。
シリウスが決断した道というわけだ。

不動「かつて太陽の翼かく語りき
我が血を持って道と成す」

赤い血のついた道は1万2千年経っても消せないということなのか。
シリウスの宿命をも感じさせるこの展開。
次回も見逃せないぞ!
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