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ETV特集「“さよなら”を言う前に~わが子の“脳死”と向き合った家族~」を見て
6月13日放送 NHK教育
ETV特集「“さよなら”を言う前に~わが子の“脳死”と向き合った家族~」

http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html

この番組を途中から見たんだけどすごく感動した。

ある夫婦の次女が脳死と判定され、それ正面から向き合った、向き合わなければならない家族の日々をカメラで映していた。

特に印象的だったのは医者が兄妹に対して次女の脳死という容態をやさしく説明するシーン。
次女は5歳で、兄はおそらく10歳以下だと思う。それほど年の離れていない3人兄妹。

その兄妹に対して脳死とは一体どういうものかを優しくとてもわかりやすく、かつ真剣に諭すように語りかけていた。
傍らに母親がいたがあまり会話に入らず、ほぼ医者と兄妹とが話していた。

ふいに兄が母に向かって疑問を投げた。
「でも100%は治らないってことじゃないんだよね。何%の確立かはよくなるんだよね?」

母はこう答えた。
「先生に聞いてみて。」

先生は少し間をとりながら、
「前のようにはもう体は動かないと思う。」

その後二人は小さく涙を流していた。

記憶は定かではないけどこういう感じだったと思う。

母の「先生に聞いてみて。」の一言は兄妹に対して(あるいは自分に対して)腹をくくりなさいということなんだろう。
それからあの涙は二人は今まで流したことのない涙だったんだろうと思う。
生あるものが必ずそこに行き着く死というこの世の動かざるものを目の当たりにして、受け入れなければいけないんだという魂の涙。そんな感じがした。

そして最後のシーンは次女がいる病院の個室で、
学校の行事で兄が合唱している映像をハンディカメラのモニター画面で次女に見せている所だった。
兄は元気にその様子を次女と見ながら時折その歌を口ずさんでいた。

びっくりしたのがその歌が嘘みたいにその家族のことを歌っているような歌詞、
というかその次女が家族やこのテレビを見ている視聴者に向けて語っているような歌詞のようだった。
「今すべてのことは奇跡みたいなもの。大事にしてね。」というようなメッセージソング。

その歌がエンディングで流れて、「この日4週間後(だったか?)次女が亡くなった」と字幕で表示され終わった。

見終わったとき久しぶりにテレビで感動した。こういう涙を流したのは本当ない。
こんな僕にもこういう気持ちがあったんだと自分でびっくりした。

こんなにも死が生を輝かせるものなのか。

本当にありがとうございました。

※エンディングで流れた合唱曲はなんていう曲なんでしょうか?
わかる方いたらお教えください。
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別窓 | テレビ | コメント:4 | トラックバック:1 |
<<ETV特集のラストで掛かっていた名曲「おそすぎないうちに」 | 緑の手紙。 | 超絶の指ドラム!>>
この記事のコメント
こんにちわ こーいちといいます
ぼくもあの番組を見てとても心が揺さぶられました
同じように奇跡のような合唱曲に驚きました
番組名で検索していたら、いろいろな感想をblogで書いている人がいました
こちらのblogも検索で見つけました

曲の題名は「おそすぎないように」音源↓
http://www.gazotube.com/6JIUF8aMcSc.html

おじゃましました
2010-06-15 Tue 13:55 | URL | こーいち #90LdKUd6[ 内容変更]
お返事ありがとうございます!
それでですね、「おそすぎないように」で検索してみたんですけど、なかなかヒットせずどうしたものかと思っていたんですけど、調べていくと「おそすぎないうちに」ですね?

なにわともあれ、こーいちさんのおかげでこの曲の題名を知ることができました。ありがとうございました。

この曲を聞くとあのラストシーンが思い出されて涙ぐんでしまいます。良い曲です。。。
2010-06-16 Wed 11:42 | URL | グリメラ #-[ 内容変更]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011-02-20 Sun 01:55 | | #[ 内容変更]
コメントありがとうございます。

私は1時間でも十分伝わったと思います。
映像では見えないところ、映らなかったところにもそれらを想像させるくらいの密度が濃かったように思えます。

脳死という現在でも生と死の線引きなど様々な見解があって難しい問題ですが、それとは別に『「命」ってそんなに難しく考えることなの?』ということを感じました。
「私は先に行っちゃうけど別に長い短い関係ないよ。そんなことを考えずにこの一瞬一瞬の奇跡をみんなで喜ぼうよ」というメッセージを彼女から受け取ったように思えます。
脳死という問題を飛び越えた今生かされている者への魂のメッセージだったんじゃないかと思います。

特にそれほどナレーションで補うわけでもなく、いかにも感動的な音楽が流れるわけでもなく、ある家族を淡々と映した映像だけど、そういうものこそが真に人の心を揺さぶるんだと改めて気付かされました。

再放送はないかと思っているのですが未だ無いようですね。残念です。
たくさんの人に見て欲しいです。
2011-02-20 Sun 14:57 | URL | グリメラ #-[ 内容変更]
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2016-12-06 Tue 20:16
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