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ゲツヨル!「見たぞ!スタジオジブリの真実」でもうちょっと近藤喜文のエピソードを聞きたかった。
6月4日放送のゲツヨル!「見たぞ!スタジオジブリの真実」を見ました。

私はジブリアニメはわりと好きなほうなので楽しみなのと日テレなのでいつもの新作アニメ映画のプロモーション的な放送なのだろうという気持ちで見ていた。
 しかし、全般的に宮崎駿と高畑勲という大天才に板ばさみされるプロデューサー鈴木敏夫の苦悩や確信犯的に天才達を操るハンドリングのうまさを放送していた。
 肝心の新作アニメのプロモーション映像(?)というのはセル画(『バケツの水鏡に少女が映っている(?)』一枚の絵)だけであとはちょこっとエンディングでラフな手書きの絵コンテ(すべて手書き制作だからか)みたいなのだった。制作が難航してるのか?どうなのかは分からないが、鈴木氏は「この絵は最新作のアニメ「崖の上のポニョ」 のキーワードが散りばめられている」みたいなことを言っていた。いずれにしてもスタジオジブリという大ブランドアニメ制作会社なのですごく良作になることだろうと思う。

 しかし、この放送をみて私は少しがっかりした。
近藤喜文のエピソードをもっと聞きたかったのだ。近藤喜文監督「耳をすませば」のエピソードを聞きたかったのだ。
1年くらい前の朝日新聞の日曜版での「耳をすませば」の「月島雫と天沢聖司―東京・多摩」という記事について鈴木氏の言葉で聞きたいと思った。(asahi.comに同じ記事がありましたのでリンクをしときました。)

駅前で、若い女性2人が映画のモデル地を示す看板を写真に収めていた。「耳をすませば」のファンのサイトに「聖蹟桜ケ丘に行った」という書き込みが、公開から11年たっても見受けられる。
 私はこの作品は映画公開時には見てない。テレビ初放送の時は見たと思うがそんなに印象に残らなかった。おそらくテレビ2回目放送の時に初めて共感、感動したと思う。

 たぶんこういう思春期の想いっていうのは誰だって経験しているんだと思う。主人公月島雫がちょっと気になるアイツ天沢聖司のひたむきになりたいものに向かってただ突き進む姿を見て、憧れや焦りや迷いを抱きながら、それでも明日に向かって一歩一歩歩き出そうという想い。もちろん淡い恋心も挟んで。「好きなひとが、できました」という糸井重里のキャッチフレーズもシンプルながらこの作品を見た後ジーンとしてしまう。ちょっと大人になった時だったから分かる。思春期真っ只中じゃ分からなかったあの想いが。いっぱい水を吸ったスポンジからあふれ出るようにじわじわ流れ出てくるっていうのかな。。

 少し話を戻します。
何を聞きたかったのかというと「耳をすませば」の主題歌「カントリー・ロード」についてのこと。
「耳をすませば」の主題歌「カントリー・ロード」は、鈴木敏夫さんの娘麻実子さんが訳詞した。当時19歳と年齢が月島雫に近いことから頼まれ、宮崎駿さんが補作した。歌詞は「ひとりぼっち/おそれずに/生きようと/夢見ていた」だが、麻実子さんの詞は「ひとりで生きると/何も持たずに/まちを飛びだした」だった。これを巡って、近藤喜文と宮崎さんが対立。近藤は麻実子さん訳を支持したが、宮崎さんの変更案が通った。
 皆さんはこの二つの詩どっちが良いと思うか?私は贔屓せずに中立に思案してみても、近藤さん、麻実子さん案が良いと思う。宮崎氏が何故そこまでこの詞を押し通そうとしたのかよく分からない。元来の傲慢さ、エゴイストだからなのか。「夢見ていた」じゃない「まちを飛びだした」に思春期の純粋でまっすぐな想いを表しているんじゃないだろうか。
映画の宣伝のため出演したラジオ番組で、近藤は麻実子さんの歌詞について触れ、「漫画家になろうと、家出するように東京に出てきた。本当に何も持っていなかった」と涙を流して語った。口数が少なく、いつも心の中を見せなかったが、鈴木さんは「内にある熱いものが噴き出した」とみる。
 このエピソードに胸が熱くなる。結局最初で最後の監督作品となった。近藤喜文は乖離性大動脈瘤のため47歳の若さで死去した。
 このエピソードをどうしても聞きたかった。あの3人に聞きたかった。別に責める思いはないが今どういう風に思ってるのか。鈴木氏が番組の中で大変優秀なアニメーターだったため宮崎氏と高畑氏が取り争ったと語っていた。しかし近藤氏の死去には触れていなかった。

 この名作は今でも色褪せてないと思う。

だって大人になった人は誰にだって必ず思春期があったのだから。


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2007-06-05 Tue 08:30 ボッテガベネタ情報
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