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地元の夏祭りでの出来事
8月上旬に地元の夏祭りがあったんだ。

二日続けてあるんだけど二日目に打ち上げ花火が催されるのでその日に行ったんだ。
「よし、今年も打ち上げ花火を撮ってやるぞ!去年は綺麗に撮れなかったのでリベンジだ!」
とそんな気持ちで行ったんだ。

会場に着き、まだ花火が始まるまで時間がまだあったのでその辺のベンチで一人ポツンと会場全体を見渡していた。

地元の夏祭り2010-02

そこでしばらく佇んでいると、
「おいおい、夏祭りに一人で来るとはどんだけ寂しいやつやねん」という思いがしてきた。(いや、行く前に気付けよ。一応誘ったんだよ。でも友達は昼間のゴルフでダウンだったんだよ)

そんなこんなを思っていると、一人の少女が目の前にやってきたんだ。

小学校4年生くらいだろうか?浴衣姿のとても可愛らしい少女だ。
その少女はしばらく僕の目をじっと見つめた。

なんなんだろう、これは。。。まさか久しぶりのあのメッセージか?。

子供の目って本当に何か超能力があるかのような感じがする。
その人がいま何を考えているかとかのような読心術的なもの。
「この人は綺麗な心を持っているのだろうか?」というような子供にとって生命にかかわる判断能力を本能的にそれを感じ取ろうとする力があると思う。(僕も小さい頃はそういう能力を持っていたんだろうなぁ。)

その少女の眼力に負けずに僕は目を合わし続けた。

たぶん実際の時間にすると10秒以内なんだろうけど1分以上はそうしているように感じた。(長いよ。)

そうすると少女の口が開いた。

「これあげる。」

正直暗闇で良く見えなかったので何か分からぬまま受け取って見ると、


地元の夏祭り2010-01


き、鬼太郎!?

「おいっ鬼太郎!」という目玉おやじの声が脳内で聞こえた。
これは何かのドッキリか?なぜ私に鬼太郎のお面(?)なんですか?

訳がわからないまま少女は行ってしまった。

何なのか?
まぁ、この鬼太郎のお面はおそらく彼女が祭りの時に踊りに使用したものだろう。
これを付けて(浴衣の背中の部分?)「♪月が出たでった月が~出た~あっヨイヨイ」を踊ったと思う。

鬼太郎の理由はいま「ゲゲゲの女房」が流行っているからなんだろうけど。
彼女は自分で鬼太郎を選択し、自分で描いたんだろう。

それをなぜ僕に?
何も告げずに。。。

何もわからないまま打ち上げ花火が始まる時間になった。
綺麗だった。

しかし、

今年もうまく撮影できなかった。

地元の夏祭り2010-03

これがその中でももっとも綺麗に撮れた写真。

ネットで打ち上げ花火の撮り方を調べてみると三脚やデジカメを機能をマニュアル設定にしていろいろ変更しないといけないだね。。。

2010年はこんな夏祭りだった。


※すいません。
少女のくだりはという自分の妄想です。
この鬼太郎のお面は母が夏祭りの踊りで使用したものです。
作ったのも母の踊りのお仲間だそうです。
このお面を見て「なんか子どもが作りそうなお面だね」と母に話したときにパっと思いついた。
それぐらい愛らしい表情をしているお面ではないでしょうか。
だって顔の形がびっくりするほどの円形で目が上を向き、鼻は三角気味、口はまん丸で前歯2本、塗り方が結構な雑な感じが幼さを感じさせます。純粋なぬり絵だったら小学生より下の可能性だって考えられるかも。
というなかなかの素晴らしい出来です。

そんなお面に愛着が生まれこんな物語を書いてしまった。
でも、なんとなくこんなことってありそうな感じしませんかね。

妖怪マスコット鬼太郎
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キュージョン スクイーズボールチェーン(ゲゲゲの鬼太郎/目玉おやじ)
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